チロルハイキング カルヴェンデル編2


今回も長いです。 多分・・・。 適当に流して下さい。


この小屋名物のぶら下げられたマウンテンバイク。 アルペン猫さんの記事にもっとはっきりした画像が載ってますね。

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下や裏の林道がマウンテンバイクのコースになっているそうです。
自転車は日本以上(異常ともいえるほど)流行っていて、かなり年配のおじ様方も電車の中で見かけました。
暗くなる直前にビショビショになった女の子が一人で小屋に着いたりもしてました。


北西の方向。
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この先の小屋まで2時間半~3時間。 普通の日本人だと4時間位かかるんじゃないかなあ。
私を追い抜いて小屋に着いたと思われるグループ(ドイツ語)が、4時過ぎ、5時近くかな、
この道を下っていきました。 次の小屋に向かったのか、林道で帰ったのか。
いずれにしても、日本だと4時、5時に小屋を出発するって殆ど無いと思いますが、この時期でも7時過ぎまで明るいので、4時過ぎ位に歩き始める場合もあるみたいです。 




する事無くて、寝床に戻ってうたた寝したり、日本から持っていったお八つを外のテーブルでつまんだりしながら、
小屋に出入りする人達をボーっと見て過ごしていたら、

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7時過ぎ位に小屋の灯りが点きました。

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ちょっと良い雰囲気。



大部屋の人達も半分位レストランに行ったみたいなので、本館にレストランの様子を見に行ったら、
満員御礼状態。 この日は宿泊の方も本当に満員みたいでした。

夕食も食べてしまっていたし満員だし、まだ真っ暗にならなし寝床に戻っても寝るしかないし、(寝床のある部屋には電気がありませんでした。 これは日本のお蚕部屋と違う。 日本なら消灯(8時ごろ)までは電気が点く)
また本館入り口のベンチに座って出入りする人の様子を見ていたら(小屋でどうやって過ごすのか見てるのが面白い)、
汗びっしょり(または濡れている)男性が駆け込んできて、
事故があった! 二人滑り落ちて足を折ってるみたいだ! と小屋の人に大きな声で報せてました。

(因みに事故ってドイツ語でUnfallなんですが、日本語だと事故って言わないで遭難と言うと思いますが、遭難もUnfallなんですね)

遭難! えっ、こんな所で遭難!! とびっくり。

小屋のおばちゃんや息子達が出来てきて、様子や場所の確認をして、
おばちゃんが息子にレスキューに電話しろと指示して、息子が何処のレスキューに連絡したら良いか
おばちゃんに聞いたり、兎に角おばちゃんが全て仕切っていました。

その直ぐ後にリュックを背負った男性も入ってきて、どうも二人は別々だけど最初の男性がまず報せに走って、
後から来た男性が詳しい場所を教えていたみたいです。
この遭難があった場所、前の記事でリンクを張ったアルペン猫さんが登ったMahnkopf(2094m)という山で、
アルペンさんの記事を読んでも途中危ない所がちょっとあるし、山頂直下も落ちたら大変な事になりそうな山ですね。
(一応初心者向けコースになってます)
私がお八つを食べてる時にそちら方向に登っていく二人連れの姿見えていたのでその人達だったのかも・・・。

そうこうしている間に爆音がしてきて、ヘリが飛んで来ました。 インスブルックから8分で飛んで来たそうです。

小屋からは見える距離でないのと、もう暗かったのでボケボケ画像だけです。

cDSC01789
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双眼鏡で覗いていた小屋の息子が吊り下げたと言っていたので、
無事にピックアップして助かった様です。


実際は遭難場面を見ていないですが、日本の山でも遭難場面に会った事はないので、
不謹慎ですが良い経験でした。
やっぱり夕方は無理して行動しない方が良いですね。

この間、騒ぎに気がついて出てきたのは20人位で、殆どの人が気がつかづに夕食食べていたみたいです。
日本人ほど野次馬じゃないのかしらね。

という事で、遭難騒ぎも落ち着いて、する事なく多分8時過ぎ位には寝てしまいました。
夜中に雨の音で何度か目が覚めて、かなり降っている音だったので、
おじさんの勧める谷の林道を降りるとより、上って来た道をEngに戻って、
朝一番の9時20分のバスでミュンヘンに戻る事にしました。
夜中の雨の音が大きくて一日雨の中を歩いても仕方ないので、ミュンヘンに戻って買い物でもしようと思って。
(バスは9:20の次は夕方の16:30位までありませでした)

普通山小屋では余り寝られなくて、アラームかけなくても目が覚めるし、日本だと大体早立ちの人達が4時頃からガサガサ始めるので、6時には自然に目が覚めるだろうと寝たら・・・・、
気がついたら6時半を過ぎていた! 熟睡。

誰も起きないの! 皆まだ寝てるの。 外はもう明るくなっているし、6時半過ぎてるのに。
下りは1時間半のコースタイムだけど、雨ふってるし2時間以上見た方が無難だから、遅くとも7時には小屋を出るつもりだったのに。
慌ててごそごそ着替えて毛布畳んで、荷物を持って乾燥室に行ってリュックに詰めて(夜詰めておけよ)、
やっと女の子が一人起きてきて、着替えをもって例の洗面所に入っていきました。
気をつけてね、良い旅をと言ってくれたけど、貴方もねってくらいしか私の語学能力では言えないのが残念でした。

食堂に行ったらもう朝食の注文ができて、催し物の係りの人達は起きて朝食を取っていましたが、
それ以外はまだ誰も居ませんでした。

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誰も居ない食堂。 (反対側の小部屋で係りの人達は食事中)



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おじさんに朝一のバスで戻る事にしたと告げて、
さよなら、Falkenhutte!




で、催し物が何かというと、

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小屋前も中継地点の、

Karwendlmarshc  動画リンク有り

トレイルランニングの大会です。

この大会がある事を知って見学したかったのですが、天気が悪いし夕方までボケっと見ているのも辛いので、
運が良ければトップグループを見られるかと期待して降りました。
係りの人や下から選手応援に上がってきた人達(4~5人は居ました)や、カメラマンに聞いたらまだ30分位あると言っていた直後に、後ろから走る足音がして、

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トップの人が走り抜けて行きました! 頑張れ~~と日本語で応援したら手を振ってくれた。 


一寸して、


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2番手と3番手がやってきて、頑張れ~と応援したら、3番手の選手が「さよなら」と笑顔で駆けていった。 


そして出発したエングアルムが下に見えてきて、中間地点?にゲートが見えたので、
そこで後から来る選手を迎えようと小走りしていたら、

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4番手、5番手の選手がドンドン迫ってくる。



追い抜かれないように選手の横を必死に走って撮ったのが、

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4番手の選手の勇姿!



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5番手の選手の後ろ姿。


ゲートを通過する選手をどうしても撮りたくて選手と追いかけっこになってしまい、
補給所の皆さんの失笑を買った変なアジア人のおばさんは私です ・ ・ ・ 。  



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選手は左に曲がりアルペン猫さんが通ったビンスアルム方面にまた上っていきました。
私はバスにギリギリになってしまいまた小走りでバス停に向かいましたとさ。

200人位の選手達が雨の中を走りぬけた様で、ゲムゼの皆様もこの後はゆっくりお食事もできなかったと思います。
アルプスサンショウウオは大丈夫だったかしらねえ。


と、今回のハイライト部分がやっと終わりました。 色々とても楽しい山旅でした。 最高! 

この後、前後逆になりますが、最初に行ったエッツタール編になります。
その前に少しだけミュンヘン観光編を載せます。

続く


(優勝者は新記録だったそうです)
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チロルハイキング本編 カルヴェンデル編その1


やっと本編が始まるか・・・。 長いよ~~~~~。


その前に我が家のねこず。 相変わらず、

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メイとマック。 
えーと、メイさん、何をしてるのかな?
寝てるだけです。


そして相変わらず、

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廊下で寝てるヒメちゃん。  (ドンキの袋は無意味)


2:1の関係に変化無し。 ヒメちゃんからつっかからないと、完全無視の2匹です。




さて、チロルハイキングは日程的には一番最後ですが、
ハイライトの山小屋泊から始めたいと思います。

場所はKarwendel山岳地域。(ドイツ語ですがリンク有り。) 
ドイツとオーストリアの国境地帯で、東側には日本でも知られている湖アッヘンゼー、西側はドイツ領ですがミッテンヴァルドに挟まれた地域です。
ここはアルペン猫さんが何度も歩かれていて、記事を拝見してぜひ行ってみたいと思いました。
また標高が低いので(最高峰で2,800m位。 一般的な登山道は2,000前後)、8月末に歩くには丁度良い場所です。 早いと8月末には標高の高い所では雪が降る場合もあります。
また今回は山小屋に泊まってみたいと思っていて、丁度良い山小屋もいくつかあり、
日本語の情報は殆ど無いも同様ですが、アルペン猫さんがとても詳しいので、小屋泊まりの計画が立て易い場所でした。

アルペン猫さんの記事は、

2013年9月18日 今回はヒュッテまで同じルートで、アルペン猫さんはさらに先まで日帰り往復してます!


 2013年08月27日 途中までは同じルートです。


2014年9月05日 出発地点は同じで、全く反対側の山小屋まで歩かれてます。

7月だったかな、ドイツamazonでハイキング地図を買ってアルペン猫さんに送ってもらい、
また28日夜にお会いした時もガイドブックを頂き、電車やバスの時刻を全部調べて下さって、
すっかりアルペン猫さんにお世話になったハイキングでした。 感謝!!!


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右の赤丸が出発地点のEngalm、 左の赤丸が止まったヒュッテ(山小屋)です。
そしてその上の青い星型をマークした辺りで、夕方遭難事故がありました。






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Engalm(エングアルム)にある2軒のレストラン兼ホテル。
ミュンヘンから電車とバスを乗り継いで2時間半位。 




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この先に数件の農家?やチーズ小屋があり、ここまでは観光バスの乗った団体さんが来ていました。
人気の観光地みたいです。

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ここから登山道が始まり。
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コースタイムは2時間半となっていますが、お昼頃に歩き始め(バスが午前1本だけ)小屋までなので
花を撮ったりゆっくり登って3時間かかりました。 多分急いでも3時間だな・・。



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道はかなり歩きやすいです。 子供連れの家族など、小屋でお昼を食べて往復する人たちが軽装で沢山歩いてました。




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放牧された牛止め。 電気は通ってませんでした。 



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半分位登ってきて、林を抜けます。
この上が南北に入り込んだ谷と谷の間、日本人の感覚だと鞍部(峠かな?)となるHofjoch。(山の肩という意味=joch)



牛飼いのお兄さんがいました。

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実はここまで北側の村から自動車(林道)で来られるんですよ!  北側の谷はなだらかなの。
お兄さんも車で来てました。



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Hofljochから小屋方面。 真ん中のザラザラした所に細々見えるのが登山道。 
遠くから見るのと違って歩きやすい良い道でした。
右手の丘の上に小屋が建っているのですが、判りませんね。


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略同じ所から下の谷を見下ろすと、とてもなだらかで下に農家が見えます。
最初はこの農家のある谷を来る予定だったのですが、翌日の天気予報が悪く、
知らない道を下るのが嫌だったので、往復同じルートにしました。
(画像よりは実際は高度感=高度差があります)




DSC01763.jpg

ザラザラ道はこんな歩きやすい道。



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小屋への丘をから振り返って。 正面の窪んでいる所がHofljoch。
一番上の線が登山道。 ジグザグなのは谷への林道。



DSC01783.jpg

宿泊したFalkenhutte。 1848m
(この画像は実は夕方裏側から撮ったものなので、正面からだと左右が入れ替わります)


部屋は2ベット部屋と2段ベッド数個の部屋と大部屋があり、私にあてがわれたのは大部屋。
他の部屋はもう予約で一杯だって。 
まあ、大部屋でもいいけどね。 日本では慣れてるけど・・・。
宿泊代は22ユーロだったかな。 ドイツ山岳協会員だと12ユーロ位になります。

多分、アルペン猫さんがご興味ありと思うので、ヒュッテの中の画像を先に載せますね。


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大部屋(別棟)は所謂お蚕棚。 (お蚕を飼っていた棚の様なので、俗にこう呼びます。 部屋の中を上下2段に区切って沢山寝られる様になっています。 雑魚寝ですね。)
驚く位に日本の山小屋と同じ! 但し、北アルプスなんかだと個部屋が増えてますけどね。


DSC01768.jpg

乾燥室。 これも日本と似てる。 この後、続々と宿泊者が到着して、干し物で一杯になりました。
ストーブがあるけど点けてはくれなかった。 服を乾かしているのは乾いたんだろうか?
見えているザックは私のです。 到着少し前に雨が降ってきたので、カバーがかかっています。
サイズは25リットル。 宿泊している人たちは何泊かする縦走(多分2~3泊)なので45~55リットル位が多かった。


そして日本の小屋と違うのが、

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奥はトイレ、一個だけ。 手前の流しですが、蛇口は2個だけですが、お湯が出るんです!
そしてこの流しのある所も扉に鍵がかかって、女の子達が鍵かけて篭ってでてくると、皆髪の毛がビショビショなの。
多分、お湯で体を拭いたり髪の毛洗ったり?(シャンプーの匂いはしなかったから流すだけかな)してたみたいです。
男性もブリーフだけで男性用の所に入っていきました。 
日本だとお風呂のある小屋もあったけど、お湯がでる蛇口は初めてだな。


本館は1階が食堂で、食事は全部別注文です。 これも日本の山小屋と違いますね。
だから食事は好きな物が選べる訳です。 

2階以上が宿泊施設で、

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頼んで見せてみらった2段ベッドの個室。 こちらだと倍位の価格だったかな。


する事ないので、食堂で一休み。

DSC01774.jpg

ラードラー。 ビールをレモネードで割ったもの。 私だってアルコール飲むのよね。
(この時注文が通じなくて、メニューを見せて頼みました。 Rの発音、難しいね)


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お昼をちゃんと食べてなかったので、早めの夕食のスパゲティ。 これで小さいサイズ。
アルデンテなんてあり得ないのよ。 しかも調理場でおばちゃんが手で盛りつけたの見ちゃったし。
でもお腹空いてたから美味しかった。


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食堂の窓から。 見えているのが別当の大部屋。
そして自動車が見えていますが、実はこの小屋も裏側から林道で車で登れます。
翌日の催し物の為に車が来ていました。

ラードラーを飲んで気持ち良くなって半分寝てたら、小屋のおじさんが心配して?
疲れてるのかと声を掛けてきました。
翌日のルートをおじさん、下に見えた農家のある谷のルート、
Laliderertalがベストなルートだと勧めてきました。 なだらかだし静かに歩けるから一番良いと。
アルペンさんの相方さんもマウンテンバイクでこのルートを勧められたそうで、おじさんのお気に入りルートなんじゃないかな。笑)
ただここを降りたら催し物を見られないし、どうしようかとまだ迷っていました。





そしてこの後、遭難事故があったのですが、
長くなるので、

続く。





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業務連絡 ー アルペン猫さんへ



ドイツで買ったチロルのガイドブックです。
そのた、行った所でかった地図が数冊。

P1001271.jpg

左のが例のです。


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