ニャンポジウム


昨日は仕事をサボって、地元で広かれた「ニャンポジウム」という催し物い行ってきました。

この催し物は地元の動物愛護センター主催で、地元で地域猫活動をしている団体との協賛で、初めて開かれたものでした。

地元の町は数年前に中核都市という物になって、動物管理を市独自で行える様になったそうです。
それに伴って、去年秋に「ねこの飼育・管理に関するガイドライン」が制定され、この4月から施行になりました。
その関係で今までは地域猫活動を行っている団体が細々と自前でしていたシンポジムが、市の主催となり始めての試みという事でした。

福島に原発警戒区域に取り残された動物の問題に関心を持っている間に、地元の動物処理の問題に興味を持ち、29日(日)にこのシンポジウムがある事を知りました。
どういう形で地元の動物問題に係われるのかのヒントを求めて行ってみました。
どうせ20~30人程度の集まりかとおもいましたが、100人以上の参加者で老若男女(にゃが多いな)様々で、猫問題に興味がある人が多いのに驚きました。

ニャンポジウム(シンポジウム)は、ガイドラインの説明と、愛護センターの活動内容の説明。
愛護団体による地域猫活動の進め方の説明があり、その後夫々の質疑応答がありました。

まず、わが市では、H22年度の犬の致死処分は13%で、残りは飼い主に戻されたり、譲渡されたりだそうです。 これはかなり良い数字だと思います。
一方猫は510匹の引き取りがあり、その内82%が致死処分だそうです。
引き取り猫の殆どが子猫(野良猫の子?)だそうで、この数値を下げる事が愛護センターの目標とか。
因みに愛護センターには4人の常勤者がおり、全員が獣医資格所有者だそうです。


「ねこの飼育・管理に関するガイドライン」とは、

「ねこが好きな人も、嫌いな人も、今までねこ問題について感心がなかった人も、その地域で暮らす皆さんが、ねこにより引き起こされている問題に向き合い、自分達が住むまちの問題として考え、民間団体や行政と適切な連帯協働して、地域が問題解決の主体となることで、地域の活性化の一助となることを願い作成いたしました」
だそうです。

基本的な考え方は
「飼い猫や地域で生息するねこ達の適切な管理の一手段として、不妊手術を推進し、ねこの数をコントロールしながら、現在無秩序に野外で生活しているねこを、飼い主、世話をする人、地域住民が適切な飼育管理を行うことで、飼い猫は完全屋内飼い、飼い主のいないねこは地域猫へと移行し、近隣迷惑などの問題を減少させる」

今までは、地元の市でも野良猫への餌やり禁止が行政の姿勢だったそうですが(条例等は無いはず)、このガイドラインでは地域猫の存在を認めている点は、一歩前進だと思います。

内要は、猫の本能や習性、飼い猫の適正飼養、地域猫活動の方法、団体の登録要件、不妊手術への助成金に関して、などから成り立っています。

地域猫活動はまず猫(野良猫)の数を把握し、地域の住民の合意を得て、餌やトイレの面倒をみ、且つ不妊手術をして繁殖制限を行い、地域猫としましょうという事です。
この不妊手術の助成金を申請する為には、地域住民を含む3名以上で構成される団体で、地域の理解を得ていて継続して活動をしてる事が条件です。 申請書が認められて初めて、メス4,000円、オス3,000円の助成金が団体に支払われる。

つまり、個人ではダメという事ですね。
それでも、当市は今まで飼い猫の手術の助成金しか出してなかったので、これも大きな一歩らしいです。
個人的には飼い猫への助成より、野良の方が必要だと思うのですがねえ・・。


そして、この地域猫活動のやり方の説明が、既存の団体の主催者からありました。
ここで特徴的だと思った事は、この団体は自分達の団体で野良猫を地域猫化している訳ではなく、その手伝いする事が主行動だという事です。
・地域住民への広報
・捕獲器の貸し出し
・捕獲作業の説明
・協力してくれる病院の紹介(当市ではなく、東京の1病院だそうです)
・資料・パンフレットの無料送付

つまり、野良猫の保護や手術費用の助成はしない。 やり方は教えますから、自分で仲間を集めて地域猫活動をして下さいねというスタンスらしいです。
実際、愛護センターが助成金の申請で、個人一人しかいない場合は、既存の愛護団体の名前を借りたらと提案した事に対して、代表者は地域には必ず賛同者がいるはずだから、町内会会長とか相談してくれと言ってました。


ガイドラインでもこの愛護団体でも、基本は、地域猫活動は個人で出来る物では無く、地域の住民の理解が必要。だから複数人で活動を継続するべきという事でしょう。

私個人的印象としては、

ハードルが高いなあ・・・。 です。

正論です。 でも野良猫の数を把握したり、御近所に野良猫か飼い猫か聞いて廻ったり、その上賛同者を集めるというのは、私にはハードルが高すぎる。 うちの周りでは3匹程度の自由猫を見るけど、どこから来てるか判らないし、御近所以外とは面識が無いし、マンションやアパートもあるし・・。
その上、助成金がたった4000円!
我孫子の動物病院では、野良ならメスでも1万円で手術してくれます。 そっちの方が安い。
もっと助成金を出してくれる団体もあるし。

正論なんだけど、この条件で助成金を申請できるのは、既存の団体だけではないかなあ。

という訳で(どんな訳じゃ)、この協賛の団体にもとりあえずは接触せずに帰ってきました。

ちょっと興味を引いたのは、動物愛護センターから一時預かりのボランティア募集があった事です。
上記の様に、当市では猫の処分率が大変高く、それを下げるために持ち込まれる乳飲み子の子猫を、
譲渡できる大きさの2ヶ月程度まで育てられるボランティアの募集を計画しているそうです。
これは団体では無くて個人でも申し込めるそうです。
書類審査と講習を受けて、さらに飼育場所の確認をした上で、依頼する事になると。
2ヶ月程度になったらセンターで引き取って、里親を探すそうですが、ここで問題があります。
愛護センターは譲渡会をしていません。 サイトで募集しているだけです。
当然、参加者から必ず里親を探せるかと質問があり、センターは今まで全て譲渡出来てると回答がありました。
でもね、今までどの何頭の子猫を育てて里親を見つけたのか、数字は判りません。
しかも何処に引き取られたのかも判らない。 (実験動物の可能性も・・・)
それでも、この方法が成功すれば、処分数は減らせますよね。
日本でもドイツのティアハイムの様な施設が出来れば良いけど、それまでには長い時間が必要でしょう。
行政がここまでやるというのは、やはり大きな事だし、それをさらに進めるには住民我々の協力次第ではあるでしょう。

で、私が飼育ボランティアが出来るかというと・・・、うーん、仕事場に毎日連れてこなければならないから、それも無理かなあ。

結局、係わり方が見つからなかった。
地域の動物保護に係わるのは、結局どこまで自分で主体的に出来るかなのかなあ。
既にある所に乗っかってというのは無理なのかな。




と、何を求めて行ったのか判らないまま家に帰ると、
元捨て猫メイが、例に拠って「遊んであげるわ!」とじゃらしを咥えてくる。

P1010844.jpg
あっ、これは変身グッズ!
また誰かが助けを求めてる!


P1010845.jpg
シュワッチュ! 2重にヘーンシン!


P1010846.jpg
トォーッ!



と、飛んで消えたつもりが、

変身したお腹が邪魔して、

落ちましたとさ。












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メイとマックの猫2匹との日々。
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