災害の影響


うちの猫達は結石予防の為に、毎晩鶏肉スープ混ぜ猫缶を召し上がっています。
毎日なので出来るだけ抗生物質を使ってない鶏肉を選んでいます。
3月11日の震災までは、スーパーIYのおうしゅうこくみ鶏(安い時に買い溜め)がメインでした。
でも震災以後、この鶏肉は今日まで店では見る事がありません。
ネットで検索してもどうなったのか判りませんが、岩手県の養鶏所だった様なので、
これも震災の影響なのでしょうか。
養鶏業は餌が無くて、直接震災の影響を受けなかった所でも、壊滅的打撃を受けたそうです。
鶏は成育も早いけれど、餌が2日間位ないだけでも生きて行けない様です。
そういえば、物価の優等生たまごも価格が上がりましたね。
こくみ鶏の養鶏業者さん、大丈夫でしょうか? 早く立ち直れますように。

そこで別のスーパーで福島産伊達鶏というのを見つけました。
地震津波に加え、原発で苦労している福島の物産。 積極的に買おうと念のためい調べたら、これも抗生物質は使っていない高級なお肉。 (けど、このスーパーは安いので、国産若鶏と余り値段が変わりません。 嬉しい)
ただそれまで餌にしていた有機餌?は震災の影響で手に入らないので、他の餌を与えていると書かれていました。
東北の交通・大動脈がズタズタになる大災害、影響は未だ色々な所で元には戻っていないのですね。



その福島。 警戒区域・ 避難地域の動物の関係で、色々なサイトを見ると、
原発汚染で避難しなければなってしまった、福島県浜通りはとても美しい所でした。
豊饒な海と豊かな自然の山に囲まれた、自然が残る美しい日本の漁村・農村風景の広がる所。
誰も居なくなった町並みに、満開の桜並木。
浅い緑の草が茂る田畑。 山の湧き水。
庭では犬が寝そべり、鶏が餌をついばみ、縁側で猫が毛繕いをする農家。

そんな自然と人が、動物も共存する風景から、
全く人の姿が消えた町・村。
海近くでは津波の被害が大きいけれど、山側では家がそのまま、昨日のままに残されて、
ただ人だけが居ない。

人間も、思いでも財産も家も、そして生きた動物も、たった一晩で全てを残して、
追われる様に去らなければならなかった。
亡くなった家族、行方不明の家族を探す事もできず。


原子力発電所の事故の為に。 想定外でしょうか? 
原子力発電を受け入れて来たのは、我々国民全部です。
どんな物事も100%安全はあり得ません。
100%無害なエコロジーエネルギーもありません。
でも、福島の誰も居ない町並みや、見る人も無く農家の庭先に美しく花咲く景色を見ると、
これを二度と繰り返さない事が、今避難生活を強いられている住民の方々に対する、
また死ななければならなかった多くの小さい命に対して、
出来る数少ない事だと思うのです。

経済は大事です。 東電の停電の影響を身を持って体験しました。
電車が止まるのが心配で、未だに東京にすら行く気がしません。
でも、もし原発が爆発すれば、私も全てを残して家を去らなければなりません。
いったい何処へ逃げれば良いのでしょう?
地震がくれば家は壊れるかもしれません。
猫は連れては逃げられないでしょう。
でも、生きていれば探し、生活を立て直す努力を始めるでしょう。
けれど放射線で汚染されれば、立ち入る事も出来なくなります。

ゴーストタウンとなった浜通りの姿は、
明日は自分の街の姿かもしれない。

人が居なくなった世界は美しいかもしれないと、
夢の様な事を思わなくもないけれど、
そうならない様に、人は努力すべきではないのだろうか。






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Author:REI
メイとマックの猫2匹との日々。
長期放浪中のトムは何処に?

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