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法と感情


anemoneさんが陪審員候補になったという記事から、
関連がある様な無い様な独り言。

先月京都府で無免許で一晩中車を乗り回したあげくに、
小学生の登校の列に突っ込んで、3人を死亡させ7人に重軽傷を与えた、
事故がありました。
普通に考えたら、無免許の上に居眠りしてブレーキもかけずに、
多くの人を死傷させているのですから、交通事故で殺人罪は適用されないけれど、
当然、危険運転致死罪は適用されると考える。

しかし法の適用上は、自動車運転過失致死傷にしか問えないと、京都地検は判断したそうです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120512-00000010-mai-soci

ここからは、極めてうろ覚えな独り言。

刑法を適用として有罪とするには、

構成要件に該当し、違法で有責名行為であることを立証しなければいけないはず。

例えば、殺人罪は刑法199条の人を殺したものは死刑又は・・・
という法律の人を殺すという条件に当たるからで、犬を殺しても殺人罪には問われません。
まあ、犬の皮を被った人間を犬だと思って殺したらという問題が、法律のお勉強では出てきたはずですが。
違法というのは良く似てるけど、例えば死刑執行をした公務員や、戦争の場合は違法性は問われない。
有責というのは、たとえば、判断能力があったかとか。
知的障害者の場合がわかりやすいけど、一番難しい所でもある。
また薬物摂取で心神喪失の場合とかも、有責かどうかが問題になるはず。

その上で、法解釈や情状が酌量されたりして、殺人でも全てが死刑になる訳ではない。

で、この亀岡の交通事故。
私の感情では、これは交通事故ではなく、殺人だと思う。
免許無く運転すれば、大きな事故を引き起こし、人を死に至らしめる危険性は非常に大きい。
それを承知の上で、無免許で居眠り運転したのだから、殺人罪、少なくとも未必の故意で殺人罪を問えるのではないかと思う。(未必の故意は検索して下さい。)

でも、それは理屈では無理。
通常の自動車運転では計画的・意図的にひき殺さない限り、殺人罪はあり得ないと思う。

しかし自動車運転過失致死傷罪は軽い。 軽すぎる。
だから今では危険運転致死罪が制定されたはず。

ところが、この法律の構成要件として挙げられているのが、
飲酒運転、制限速度を50km以上超えるスピード、未熟な運転、信号無視などで、
亀岡の場合はどれにも当たらないという事。
どう考えても無免許は未熟な運転なはずなのに、
それまでも無免許で運転して事故を起こしていなかった事が、運転は未熟ではないとみなされて、
この犯人を危険運転致死罪には問えないという。

こんな結果を被害者の家族が受け入れる事は難しい。
一市民でしかない私もおかしいとしか思えない。

でもこれが法。 法は恣意的には利用できない。
法律というものは完全ではないので、そこに解釈の問題が生じる。
でもそれは何でも良いのではなく、充分に説明が付くことでなければいけない。
その事件だけでなく、前例となりその後の法の執行にも耐えうる解釈でなければならない。

なんてことを知った被って書いたけど、恐らく間違いだらけのはず。
でもこんな事を考えだすと、自分の中だけでも法と感情の結論がでない。
とてもではないが、裁判員などにはなれないと思う私。


って、万が一選ばれても、絶対逃げ切ってみせるぞ!
一人で仕事してる自営だもの、無理!








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Author:REI
メイとマックの猫2匹との日々。
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