東京電力から回答が来た

猫には全く関係ないけれど、覚書として書いておこう。

少し前のニュースで、東電が企業向けだけでなく一般家庭用の電気代を値上げ認可申請?をしたとあった直後、
公的資金導入を受け消費者に負担を強いる値上げ申請をしながら、来年度の予算にボーナスを載せているのはいかがなものかという情報がネットで流れた。 (新聞もかな)
銀行の時もそうだったが、潰さない為に税金を使いながら、自分達の給料は一定を確保するという姿勢は、超弱小会社を渡り歩いてきた私にはなかなかに受け入れがたい。
特に電気代は直接生活に関わる事なので、一応激高した文章ではなく、ボーナス支給情報は正しいのか、その是非についてはどう思うのかという質問をHPのお問い合わせサイトからしてみました。

1週間位で東電より回答があったので、ここに添付しておきます。

以下、転記。

 * * * * *

昨年の弊社原子力発電所の事故により、大変なご迷惑とご心配を長期間に亘りおかけしておりますことと返信が遅くなりましたことを深くお詫び申し上げます。

 弊社は、原子力事故の発生以降、電気の供給につきましては、福島第一・第二原子力発電所の停止に加えて、当社が電力購入している他社発電所の被災、柏崎刈羽原子力発電所の停止の長期化などに対して、火力発電の焚き増しや長期間停止していた火力発電所の運転再開、また、ガスタービンなど新たな電源の緊急設置などに全力で取り組み、供給力の確保に努めてまいりました。その結果、火力発電への依存度の高まりにともなう大幅な燃料費の増加等が生じている状況です。

 このような状況を踏まえ、弊社は、徹底した経営合理化に取り組んでまいりましたが、これをさらに推し進めるべく、経済産業大臣の認定をいただいた「総合特別事業計画」に基づき、今後、さらなる徹底した経営合理化に取り組み、10年間で3兆3,650億円を越えるコスト削減を実現して参ります。

 しかしながら、徹底した経営合理化の取り組みをもってしても、燃料費等のコスト増分を賄うことは極めて困難な見通しとなっており、お客さまには大変ご迷惑をおかけすることとなり誠に申し訳ございませんが、最低限の電気料金の値上げは避けられない状況にあります。すでに 自由化部門のお客さまには4月1日からの料金値上げを順次、お願いしているところではありますが、ご家庭を中心とする規制部門のお客さまにも料金の値上げ申請を経済産業大臣にさせていただきました(平成24年7月1日実施を希望しております)。

 今回申請した電気料金は、国の審査を受けるとともに、お客さまから意見を聴く公聴会、物価問題に関する関係閣僚会議を経て、経済産業大臣の認可を受けて決定されます。決定された値上げ実施日・料金につきましては、認可後に改めてお知らせさせていただきます。


 ご質問いただきました賞与等を含む社員の年収減額につきましては、総合特別事業計画において現行の削減幅(管理職:約▲25%、一般職:約▲20%)を当面継続することとしており、現行の削減幅を前提として原価に織り込むことを基本としつつ、今夏の賞与については、すでに支給を見送ることを労使で決定しているため、24年度原価から控除しております。

 弊社としては、24年度も含め、当面、現行の年収減額(管理職:約▲25%、一般職:約▲20%)を継続することを考えており、25年度より年収を引き上げるというものではありません。
なお、25年度より、現行の年収減額を維持しつつ、各人の業績・成果を的確に処遇へ反映する観点から新人事・処遇制度の導入を検討しており、改革を加速するため、新制度(年俸制)への移行を前倒ししたいと考えておりますが、現時点で詳細は未定ではあるものの、従来どおり賞与(諸給与金)として計上しております。
 弊社としては、原子炉の安定維持や廃止措置、安定供給の確保など、電気事業を安定的に遂行していくため、中長期的視点での人材確保と技術・技能の継承が不可欠と考えております。人材流出を防ぎ、新たな技術者の育成等の観点も考慮しなければならず、これ以上の年収減額は電気事業の遂行に支障をきたしかねないことから、現行の減額幅を維持していきたいと考えております。

なお、詳しくは弊社ホームページにも掲載しておりますので、参考にご覧いただければ幸いです。

■東京電力プレスリリース「電気料金の値上げについて(平成24年5月11日)」
http://www.tepco.co.jp/cc/press/2012/1203333_1834.html



弊社ホームページには、その他の情報も随時更新して掲載しておりますので、参考にご覧いただければ幸いです。

<ご参考>
■値上げに関する詳しいご案内
http://www.tepco.co.jp/e-rates/individual/kaitei2012/index-j.html
■経営合理化への取り組み
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu12_j/images/120511j0101.pdf
■経営合理化 進捗状況
http://www.tepco.co.jp/gourika/index-j.html


 電気料金値上げについて、お客さまの生活や産業活動に多大なるご負担をおかけすることは大変心苦しい限りでございますが、何卒ご理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。


 * * * *

以上、転記終わり


要するに、精一杯努力して社員の給料も減額したけど、これ以上給料減らすと出来の良い社員がいなくなっちゃうでしょう。 そうすると東電が出来の悪い社員ばかりになって困るから、ボーナス位は認めてよ、って事でしょうか。
かなり悪意に満ちたサマリーですけど。

震災前の東電の給料(給与と給料の違いすら判らないが)は、上場会社の中でも高かったとも聞いた事があったので、どんなものかとちょっと調べたみた。


まずは上場会社の年収比較サイト。

http://naitei.client.jp/lanking/l_m_3000.htm 2011年度なので東電は載っていない。

電力関係では北海道電力の823万。 東電も関電も載ってないかな。 


次に年齢を一定にした(30歳)比較サイト。

http://yoikaisha.com/gyoshu_index.html  2011-2012年度

↑は業種別で、

電力・ガスはこちら

http://yoikaisha.com/contents/4050-0.html  


電力は510-570万ですか。 


企業年収比較で高額の商社等では、流石旧財閥系の三菱・住友は800万近くですね、30歳で!
(物産はイラク・イランでの損を取り戻せないのだろうか? 関係ないのかな。)

金融では私が嫌いな三井住友がやはり800万円近く。 振込み手数料が他行より高いんだもの。そのお陰で給料が高いんじゃない。 は、ないだろうけど。


ところで震災以前の東電の給料はどうだったのだろう。

東電の言い分を信じて2011年度の給料が20%減額とすると、2011年の510万が本当ならそれ以前は640万位のはず。

で、震災前の東電の給料を検索していたら、こんな比較サイトもあった。

http://www.tenmono.com/detail/cid/1862/

年度が不明だが本文からすると2005年~2008年頃の比較だろうか。 

東電の平均年収は760万。 関電はもっと高いね。

他の情報からも震災以前の東電の平均年収は700万以上は確かみたいですね。

千人以上の大企業の平均年収は540万位だそうです。

さて、ではそれ以下の企業の年収はどうかというと、国税庁の資料はこちら。

http://www.nta.go.jp/kohyo/tokei/kokuzeicho/minkan2010/pdf/05.pdf

これは事業所規模別の平均です。  国税庁には色々な比較資料が載ってますが、難しすぎる。

これを見ると事業所規模の給与差より男女差の方が激しくて、ふかーい穴にぶち込まれた様な気がして、東電どろこでは無い問題が見えるけど。



さて、そろそろ飽きました。

人材確保に給与が一番大きな要因である事は認めるけど、言い尽くされて事かもしれないけど、
一般企業は税金投入して救ってはもらえない。 会社は潰れる。
それでも企業の負債の中で最初に保障されるのは給与のはずなので、税金で救ってもらったからといって給料をもらうなとは言わない。 しかし当然の如くボーナスを計上されても素直に認めるのは難しい。
原子力発電は東電の企業姿勢?だけでなく、国家の方針だった訳だから、全ての責任保障を東電に帰するのはどうかとも思う。
それでも企業責任・経営者責任はあるでしょう。 東電はできる限りの企業努力をしているのだろうか?
資産をまだかなり持っているという人もいる。 
どうなんだろうなあ。

ところで、優秀な人材って何でしょうね?
優秀な人材が集まった一流企業の電力会社と、優秀な人材が集まった官僚の経産省?と、原子力に詳しい優秀人材が揃った保安員が絶対安全と言った原発の安全性は、優秀でない普通の一般人が後で聞いても呆れるお粗末さ。
東電は原発から火力発電への移行で原価が上がるからと書いているけど、原子力発電の単純単価ではなく、維持・宣伝費用を入れると原子力コストはもっと高かったはず。 優秀な人達が書く言葉はどこまで本当なんだろう。

ところで2、大飯原発の下に活断層があるという地質関係学者の意見に対し、保安院は活断層ではないから安全だと昨日辺り御宣言を下しておりましたけど、まだ原発の安全性に関して保安院に権限があるとは、泥棒に泥棒番をさせている様に感じるのは私だけなのだろうか。


お口直しに





作曲家のレスピーギという人は実はそんなに古い人ではないのね。
新古典主義?、この曲はリュートという楽器の音の為かもしれないけど、
ルネッサンスぽいですよね。
(ところで、ルネッサンスと乾杯していた芸人は何処にいったのだろう?)


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メイとマックの猫2匹との日々。
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